令和6年度文部科学省訪問について
令和6年度 文部科学省 養護教諭担当課(初等中等教育局 健康教育・食育課)訪問
1.期日 令和6年7月26日(金)10時~10時30分
2.場所 文部科学省 5階会議室
3.参加者
【文部科学省】
初等中等教育局 健康教育・食育課長 南野圭史 氏
同 保健指導係長 小林義之 氏
同 健康教育調査官 川畑千種 氏
【日本養護教諭関係団体連絡会】※敬称略
遠藤 伸子 会長(養護教諭養成大学協議会長)
大沼久美子 副会長(一社 日本健康相談活動活動学会理事)
辻野 智香 監事(全国養護教諭連絡協議会会長)
吉田 真弓 監事(全国養護教諭連絡協議会副会長)
鈴木 裕子 監事(一社 日本養護教諭教育学会理事)
三木とみ子 前会長(一社 日本健康相談活動学会理事長)
4.参加者名刺交換
5.要望書(別紙)の説明
要望書の作成経過について、幹事団体の前会長 三木とみ子氏より説明があった。その後、新幹事団体会長 遠藤伸子氏より要望書の各項目についての説明があった。資料2(養護教諭の複数配置の効果)については、辻野智香氏(全国養護教諭連絡協議会会長)より説明があった。
6.意見交換
遠藤伸子氏より、南野健康教育・食育課長はじめ関係職員の皆様に、要望書提出の時間を割いていただいたことについての謝意が伝えられた。
その後、説明した要望書の内容について、関係職員と意見交換が行われた。
特に、①養護教諭の複数配置について、子供の命を守る養護教諭の重要性と関係機関との連携の必要性(学校保健安全法第10条関連)について ②保健室へのタブレット端末配布やWiFi環境整備をはじめとしたICT環境の整備について ③養護教諭養成カリキュラムにおけるコアカリキュラム及び経験の浅い養護教諭に対する派遣養護教諭や退職養護教諭の活用についてなど、担当課で予算化している事業との関連を含め意見交換が行われた。ICTは置けばよいということではなく、その活用が重要であるとの意見があった。高等学校への養護教諭の必置(法令改正)については、私立学校等での養護教諭の不足も懸念されること等から、今後も検討していく必要がある。これらを含め、今後も調査をはじめとしたデータを根拠として要望を示していただけるとよい、との発言があった。
また、上記に挙げられた要望は、養護教諭担当課である「健康教育・食育課」を通じて、関係各課へつないでいただくことが確認された。
過去の例として平成10年度の教育職員免許法施行則第9条養護教諭専門科目「健康相談活動の理論及び方法」の科目新設の場合は、平成9年の保健体育審議会答申を受け、科目の内容などについての諸作業をしていただいたのは養護教諭所管課の学校健康教育課であった。今後ともよろしくお願いしたいとの発言があった。
以上